クラブCoCoトメ 第一話 下水処理遊園地

カオリちゃんとタネオくんと考えるヘドロ系と「辱め」とは何か
フヒタココトメ 2026.09.08
誰でも

あらっ、かおり、こんなところで何やってんの!入って、早く、入りなさひっ。もう、あんた何やってたんだろうね、死んでおいでですよ。そう、あの下着屋の仕事で。あんたね、一体、あのエクスタシーって、何錠のんだ?えっ、のんでない、そんなダサい薬であたしが死ぬと思うか、ですって?はっ、確かに。そうよね、私もね、エクスタシー何個飲んでも、さすがに即死はないだろうにな、と思っていたのよ。だってそんなことになった日にゃ、ディスコ?いや、クラブ?レイヴ?そういうところで、死体ゴロゴロになっちゃうだろうなって。ゴロゴロ。考えると笑っちゃって。いや、不謹慎だとは思いますよ。でもね、さすがにあの裁判が八百長過ぎるってものだから、笑っちゃって。そういう裁判を捧げもつあの世でね、もはや不謹慎も謹慎も、ないんじゃありませんか。でも、あのお塩って子が、まあそのまんまそういうことの次第ってことで。結局、数年実際、『行ってらっしゃ』ったのよ。

当時なんか、あれ、凄いおかしなタニマチの嵐って感じだったのよね。まずパチンコ屋のあれは、やはり北の人なんでしょうね。あの人が保釈金払ったんだっけ?それから、あの、パチンコ屋の両替をカードにする人?あれ、実は同じ人だったかな?それが弁護士代を払ったってね。いや、元警視庁の名前なんだったっけ、その人が弁護士は雇ってやったんだよね。それで、あの、 PKOの坊ちゃんね、もうそういうことするような、っていうか、やることが違う、というか、あの、ほや、もう随分大きくなったのねえ。驚いちゃったわ。それで、あの人が体液入れたのかい。えっ、その男ども全員が体液入れた、ですって?あら、それじゃ料金は四人全員から頂かなきゃ、割に合わないじゃないの。あら、まあ、随分不粋だこと。花代値切るは男の恥って聞いたことなかったのかしら!なんでもね、あの下着屋、あの人がお塩の、というかお塩があの女将さん、そうそう玩具屋さん、もとい下着屋の女将さん相手に援助交際、してたって話なのね。ま、援助交際ってさすがに死語よね、ああママ活?そんなこと云っているうちはなんかかわいいけど、その意味するところの凄惨さを考えてご覧。その下着屋というか、玩具屋のママの部屋で、お塩やPKO、パチンコ屋、警察、がみんなよってたかって、ドンギメだの、体液出したの入れたの、首絞めるのって、いやあ、とんだ下水処理遊園地になってたみたいですね、あそこは。いくらママカツやら、私は応援したやら、裏切られたやら、その凄惨で猟奇的下水処理遊園地払拭するようなこといくら抜かしても、なんか相当にヘドロな、もとい汚水処理系お塩と女将関係だったってことね。それで、体液普通に入れるだけぢゃ飽き足りない輩は。ああ、例のPKOの坊ちゃん、あの方が首絞めたの?さすがにそういうプレイやりつけている人は長生きしないものよねどっちにしても。ほら、タイで死んだカンフーもので有名な、デヴィッド’・キャラダイン、私あの弟が好きだったんだけど、そう、キース、あれのお兄さんが、首絞めプレイで死んでたわよね。あれ、あれは強盗?いや、どっちかわからない、第三世界の売春はそういうもの?あら、まあ、そういうのが嬉しくてバンコクまで行っているわけだから、少なくともやりたかったプレイで死んでいて欲しいな、私としては。ちなみにPKO坊ちゃんはその後シバラークして、突然、不審死よ。事件直後?なんか知らないけど、あなたが死んでから九時間も放置して、さてね、お塩はドンギまり過ぎで警察も消防も呼べなかったって笑えること云っているけど、本当のところは、その下水処理場にいた要人をみんな逃がすために時間稼ぎと口裏合わせしていたっていうのが、が通説で定着しましてね。それで、その下水処理場の手入れをする代わりに、何故か捕まったのがノリピーで、まあ、ノリピーは旦那がお薬プロだったそうですから。いや、死んでないない、子供連れで逃げているところを逮捕されて、って単にシャブ抜きの時間稼いでいたんだと。まず、旦那が職務質問されたらしく、旦那がテンパってその場にノリピーを電話で呼んで。そこで、ノリピーも尿検査を要請され、頑なに断り、「この辱しめをどうしてくれるの」と叫んで立ち去り、それきり、何日も、シャブ抜きの旅に出ている。それにしても、「この辱めをどうしてくれるの」って、誰に云ったんだろう。いい台詞じゃない。

それでね、私あの女将さんとこの下着屋のカタログ取り寄せてみたのよ、一体何やったらそんなにヘドロみたいになれるんかい、って思ってね。っていうか、ヘドロ、もとい、やはり下水処理が一番のビジネスなのかしら、って、リサーチよ、リサーチ。その下着屋はバイブレーターやディルドーも売るのかしら。そういうのも下着と一緒に売って儲けたのかな、って思ってね。で、みたわよ。今やああいう、プッシュアップって、過去の異物、いや遺物ですよね、でもあの頃は、プッシュアップブラ、みんなこぞって買って着てたのね。で、みたわよ。そしたら、どうでしょう。バイブもディルドーも手錠も猿轡も鞭も縄もブーツもラテックスのボディスーツも、何も売ってなかったね。ロウソクすら。あらーがっかり、どころか、それを通り越して、なんだこりゃ、ケッて思ったわよ。ああ、成る程ね。あの女将さんとこの玩具屋さんって、バイブやディルドーっていうよりも、空気人形の方だったの?なるほど。怖いわ。いや、空気人形に着せる下着がさすがに売れなくて在庫余剰に困って、苦肉の策で人間向けに売ってみたのがバカ当たりして、っていうのが女将さんとこの下着屋の始まりだったってか。なるほど、タメになるわ、カオリちゃん。ちなみにお塩ってエイベックスだったのね。Mさんこの件も、軽く逃げ切り、直接の打撃は軽くいなしたってことなのね。

全く近頃の若いもんは、血管注射もできねえで、シャブなんかやるんじゃねえって?あらっ、誰かと思ったら、タネオちゃん、あんただって若いもんのくせにね。っていうか、若いもんだったのよ。まず、入って、入って。若くて、歳を取らず、シャブは永遠に。もう、今やタネオちゃんとこの話で、あの世は持ちきりなんだけどね、ご存じない?おーっと、やっぱり凄いとこ刺さっているわ。いやーさすがにこれは、自分では刺せないでしょう。え?自分も誰が自分刺したのか知りてーや、ですって。それさすがに爆笑ね。では、水割りがよろしいですか、お若いの。よし、と。どうぞ。カオリちゃんも、おかわりしましょうね。いや、シャブはここではダメですよ、小川泰平さんや佐藤誠さんもご覧になっているんで、さすがに、ユーチューブデビュー回からお客さんに大手を振って決めて頂くわけには。で、タネオちゃん自身が誰が刺したか知りてえ、ってことは、自死じゃないのよね。いや、誰も自死だとなんか思っていないからこそ、あの世がこの話で今や持ちきりなんですよ。そう。誰もタネオちゃん自分で刺したとは思ってないの。でも、自殺になったの。

あのね、私タネオちゃんとこのウラン、というか、ウランちゃんの今の旦那さん、多少存じ上げていました。昔から割と最近まで、よく電話かかってきてね。何しろとんでもない時間に何度も何度も電話きて、それがやまないものだから、最初は何かしら、間違い電話?イタズラ電話?それとも私が何やっているのか探りを入れるための誰かの嫌がらせ電話かしら、って、怖いわ、と思ってある時思い切って取ってみたら、ただ、「ナカキタだ、女の子お願い」って、横柄なぶっきらぼう、或いはかなり切羽詰まって他のことに考えが一切まわらないって様子の声音で、さも自分をどこの誰か当然知っている、とでもいうような口ぶりで、云うんですよ。確かに妙だとは思ったけど、麻薬や痛飲や博打で見境なくなる人が大勢いるように、この人は、女遊びに見境ないタイプだな、と思って知っている子送っておきました。お名前は「ナカキタ」さんとおっしゃっているけど、行った先、表札は木原さん、と出ていたということです。女遊びが止まないナカキタさん、そこから、なんだか知らないけど、電話がよくかかってくるようになって、ある時、些細な世間話になった際、「何しろお急ぎのようでしたから今まで女の子送って差し上げていますけど、うち実は霊媒なんですの。ご存知でしたか」と申し上げましてね。そしたら、ナカキタさん曰く、「やっ、これは失敬を。漢字間違えてました。淫売ではなく霊媒でしたか。」

この辱めをどうしてくれるの!と私が云ったか、ですって?いや、辱めだなんて思ってなーいない。ナカキタさんは、うちから来た女の子たちが一番良かったからずっと電話してきてた、と云うお得意さんですから。ウランちゃんといつ結婚した、とかそう云うのは知りませんが、そういうのと女遊びっていうか、買淫の必要って、結婚とか、重婚とか、大臣業とか、そういうのと無関係だから、首絞めたり代金値切ったりしない限りは客だから。で、ナカキタさんは買淫家としちゃ上客ですよ。しかしね、そのぐらい見境のない人の大臣業は、「断固おやんなさい」とは云えませんね。別に霊媒でなくとも、それぐらいは分かりますね、おまいら。そしてもうひとつは、ウランちゃんとはやはり売買淫で知り合ったんたんだろうけど、というか、ウランちゃんも下水処理と読者モデルと歌手以外は何の仕事もしたことないんだろう?あの銀座のクラブ、ってさ、カオリ、あんたも云われてたんだよ、最初は30歳女子大生って、一体何年ダブったら大学生なってたんだか、もう凄い出鱈目の云われようで、それが最終的に「銀座のクラブ」の人気ホステス、という婉曲表現にメディアは強引に落ち着けてたのよ。シャブやってたら、ナンバーワンはおろか、銀座はつとまらないだろう、って皆苦笑してたんだけど、ウランちゃんも然り。ウランちゃんもね、下水処理、シャブ、読者モデル、歌手って、まあ、立派な経歴だけどね。そもそもタネオちゃんとこで働いていたウランちゃん、淫売から大臣夫人って、見事な女振り渡世人とはいえ、ほら、別嬪さんはヤクザもの、って云うじゃない。つまり絶対堅気じゃないんだから、それと結婚するナカキタさんも、まあ本当に、見境ないんだろうねえ。それ祟り目になってるよ。あの、淫売だってね、客と結婚すると、淫売業から絶対に揚がれないってものだけど、そのへんの見境のなさがお二人の関係の秘訣だったのかしら。

って云ってると、ほらほら、このウランちゃんの「おせっかい」またかかってるよ。いま大ヒットなのよね、あのスナック「死んでこそ」のママから教えてもらってからうちの有線でもかかるようになってね、っていうか、えっ、おせっかいは私だって?あらー、よく云うね。タネオちゃん、誰があんた刺したか知りたいんだろう。おや、知りたくないの?怖い?確かにねえ。私はラブマネーと、まあどっちも面白いとおもうけど、あの頃、ウランちゃんも、コロンビアとかじゃなくてね、Mさんのところに行ってたらねえ、今頃は、なんて考えてもしまうけど、でも、ええと、結局下水処理遊園地経由で、やっぱりうち来ていた可能性も、あるよね。

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